中瀬伸子プロフィール


1953年1月12日
東京に生まれる

1980年
国際的漆工芸術家故生駒弘師事。
その才能を高く評価され推選されて工芸家大山八三郎の事業に漆芸担当として参加する。
大山は中瀬の特異な才能を見て、スンコロク陶芸の道を勧め、中瀬は日本・タイを往復しながら
スンコロク陶芸の道を極める。

1997年3月
バンコクのヒルトンホテルのギャラリーでスンコロク陶芸展を開催。
中瀬伸子の作品群はタイ国の美術界に衝撃を与え
「スンコロク陶芸保存会」の設立の運びとなる。

1999年6月
タイ国チェンマイにスンコロク陶芸保存会設立。
協会の要請を受け、中瀬はこの時より毎年冬期にスンコロク陶芸の制作指導のために渡タイ。
タイ国におけるスンコロクの生産定着とその向上につとめる。

2001年11月22〜23日
バンコク、スィリントーン人類学センターにて元タンマザート大学学長チャーンウィット博士
の主催により「スンコロク国際学術会議」が開催される。
各国から集まった講師と400人を越える聴衆により大盛況のうちに終了。
この時、会場の正面玄関に十数点の中瀬の作品が展示され、参加者の目をうばった。
スンコロク陶芸を高度の美術品に高めた中瀬の功績は国際的に高く評価されている。

現在
群馬県南牧村(なんもくむら)に工房をおき、
日本にスンコロク陶芸を広める活動をつづけている。